ドイツの森の空気がきっかけ・・・なんて(*^o^*)
2008年 06月 29日
私はもともと建築/デザインの教育を受けてきたのですが、そういう環境では銀塩一眼レフ当たり前
・・・少なくともデジタル一眼レフが普通に使えて当たり前、という空気がありました
でも長い間、ちっとも興味がわかなかった
写真を用いた表現に興味がわかなかったのです
それよりも、さっとスケッチを描いたりする方がずっと好きでした
その瞬間感じたことがスケッチにはそのままあらわれると思ったから・・・かな
また、ちょっと「置いてけぼり」になった感があったので、ヘソを曲げたくなったという気持ちもあったろうなーと思います
年月を経てペットのモルモットを飼い始めてからも、コンパクトデジタルカメラで写せる範囲で満足していました
本当はおおいに不満足でしたが・・・
一眼レフに手を出す気はまったく起きなかったのです
2006年に、今の彼と結婚しました
彼は、中学生の頃から銀塩一眼レフを携えて山に登り、星などを撮っていました
ネイチャーフォト写真マニアさんです
ずっと銀塩派だったそうですが、2005年に熟考のうえOlympusのE-systemに転向
プロのカメラマンではありませんが、主に本の編集に使う「ブツ撮り」や素材、記録写真の撮影を依頼されています
自分のグラフィックデザインの素材も作っています
そんな彼と一緒になっても、別に私はカメラと写真に目覚めるということはありませんでした
「たのしそうだな〜」とは思いましたが、自分のたのしみとは違う、という感じ
一緒に旅行すると彼の撮影につき合っている気がするときもあったので、どちらかというとちょっぴりネガティブだったかなー・・・
そんな私に心境の変化が起こったのは、2008年5月に行ったドイツ旅行のときのことでした
仕事の関係で派遣された形の旅行ではあったのですが
森や丘の写真も、たくさん撮ることができました
私が使ったのは、動画主体で軽くて旅行に便利なSanyo Xacti
2005年の旧モデルです
あと二日で帰国という日
雨上がりの森を撮影しながら歩いていました
そのとき突然、「私もこの空気を表現できるカメラがほしい」という気持ちが芽生えたのでした
なんかもうホントに突然、スイッチが入ってしまったという感じ
ドイツにいる間はそれほど強くは思わなかったのですが
帰国直後から・・・特に彼のたくさんの写真をみてからかな・・・とにかく病気のように
「一眼レフほしい」「どうしてもほしい」「買いたい」「買う」「今すぐ」
ただそれ一色(; ^ ー^)
「またドイツの森を撮りたい」とか
そういう目的を伴った「思い」というものは一切なく
「ほしい・・・ほしい・・・一眼レフで写真とりたい・・・」
ただそればっかりです
いや本当に、「病気」のようでしたよ
彼からももちろんたくさん助言をもらって
あれこれネットで勉強し
予算上限を決めて機種のあたりをつけ
さんざん価格も検討し
大手電気店に行って触ってみて・・・
その結果、
帰国後10日後には
ebayのBuy Nowボタンをポチっとしていました
あんなに「知らんぷり」していた私が、どうして突然こんな風に夢中になったのか
今でも正直、よくわからないのです
彼とドイツの森がどこかで大きく関わっていそうなことは確かですが
きっと私にとってベストのタイミングだったのだろうな、と思っています
あの昔みんなに流されて手を出していたら、今になってこんなにわくわくと楽しい気持ちになることはなかったかもな・・・って、思ってます
by karuku_against
| 2008-06-29 18:47
| なぜ、一眼レフを?